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富士通テンのHVシステム制御用ECUが プリウス に採用[AT-1京都山城 社長のブログ]
投稿日時:2009/07/28(火) 09:20
富士通テンは、「ハイブリッド(HV)システム制御用ECU」がトヨタ自動車の3代目『プリウス』に搭載されたと発表した。
http://response.jp/issue/2009/0727/article127776_1.html
7月28日 配信レスポンス
HVシステム制御用ECUは、HV車の特徴であるエンジン出力とモータ出力を車両負荷や走行状態等に応じて最適配分するとともに、減速時に走行エネルギーを電気として蓄える機能を制御する装置で、車両の燃費向上に寄与する。
環境規制への適合に向け、各自動車メーカーからハイブリッド車が投入されるのに伴い、HVシステム制御ECU市場も拡大基調にある。すでに、同社HV ECUも、トヨタのレクサス『GS』ハイブリッドに始まり、同『LS』ハイブリッド、トヨタ『クラウン』ハイブリッドに採用されている。
3代目プリウスに搭載されたHVシステム制御ECUは、ECUそのものの軽量・小型化を図ったこととこれまでの実績が高く評価され、採用された。同社製は 3代目プリウスのうち、北米・メキシコ・韓国向け車両に搭載される。ECUはデンソーとの共同開発で、デンソーは国内・欧州向け車両を担当する。
《編集部》
http://response.jp/issue/2009/0727/article127776_1.html
7月28日 配信レスポンス
HVシステム制御用ECUは、HV車の特徴であるエンジン出力とモータ出力を車両負荷や走行状態等に応じて最適配分するとともに、減速時に走行エネルギーを電気として蓄える機能を制御する装置で、車両の燃費向上に寄与する。
環境規制への適合に向け、各自動車メーカーからハイブリッド車が投入されるのに伴い、HVシステム制御ECU市場も拡大基調にある。すでに、同社HV ECUも、トヨタのレクサス『GS』ハイブリッドに始まり、同『LS』ハイブリッド、トヨタ『クラウン』ハイブリッドに採用されている。
3代目プリウスに搭載されたHVシステム制御ECUは、ECUそのものの軽量・小型化を図ったこととこれまでの実績が高く評価され、採用された。同社製は 3代目プリウスのうち、北米・メキシコ・韓国向け車両に搭載される。ECUはデンソーとの共同開発で、デンソーは国内・欧州向け車両を担当する。
《編集部》
ニューヨークに巨大ソーラーフラワー出現…新型 プリウス をPR[AT-1京都山城 社長のブログ]
投稿日時:2009/07/28(火) 09:01
米国トヨタ販売は23日、ニューヨークで新型『プリウス』をPRするキャンペーンを開始した。
http://response.jp/issue/2009/0727/article127765_1.html
2009年7月27日(レスポンス配信)
ニューヨーク中心部のフラットアイアンプラザに出現したのは、「ソーラーフラワー」。高さ5.5mという巨大なもので、根元部分は最大10人が座れるベンチになっている。
このフラワー型ベンチは、単なる休憩スペースではなく、ソーラーの名の通り、花びら部分に太陽電池を内蔵。8 - 21時の間、この電力を利用して、無料で携帯電話やパソコンの充電ができる。もちろん、無線LANによるホットスポットとなっており、インターネットへの接続も可能だ。
このキャンペーンは8 - 19日にボストンで開催され、今回ニューヨークへ移動。米国トヨタによると、新型プリウスのコンセプト、「人、自然、車との調和」をアピールする狙いがあるという。
米国トヨタのマーケティング担当、キム・マッククロー氏は「ひとりひとりの環境への意識が、いかに大切かということを表現したかった」と、キャンペーンの目的を説明している。
このキャンペーン、ニューヨークに続いて、シカゴ、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスでも展開。日本では受注殺到により、来年3月末のエコカー減税適用期限に納車が間に合わないことが話題のプリウスだが、米国ではエコフレンドリービークルとしてのイメージを着実に高めている。
≪レスポンス 編集部≫
http://response.jp/issue/2009/0727/article127765_1.html
2009年7月27日(レスポンス配信)
ニューヨーク中心部のフラットアイアンプラザに出現したのは、「ソーラーフラワー」。高さ5.5mという巨大なもので、根元部分は最大10人が座れるベンチになっている。
このフラワー型ベンチは、単なる休憩スペースではなく、ソーラーの名の通り、花びら部分に太陽電池を内蔵。8 - 21時の間、この電力を利用して、無料で携帯電話やパソコンの充電ができる。もちろん、無線LANによるホットスポットとなっており、インターネットへの接続も可能だ。
このキャンペーンは8 - 19日にボストンで開催され、今回ニューヨークへ移動。米国トヨタによると、新型プリウスのコンセプト、「人、自然、車との調和」をアピールする狙いがあるという。
米国トヨタのマーケティング担当、キム・マッククロー氏は「ひとりひとりの環境への意識が、いかに大切かということを表現したかった」と、キャンペーンの目的を説明している。
このキャンペーン、ニューヨークに続いて、シカゴ、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスでも展開。日本では受注殺到により、来年3月末のエコカー減税適用期限に納車が間に合わないことが話題のプリウスだが、米国ではエコフレンドリービークルとしてのイメージを着実に高めている。
≪レスポンス 編集部≫
【トヨタ プリウス 試乗】ハイテクカーとして確実に進化[AT-1京都山城 社長のブログ]
投稿日時:2009/07/09(木) 00:00
【トヨタ プリウス 試乗】クルマとして、ハイテクカーとして確実に進化した…水野誠志朗
http://response.jp/issue/2009/0709/article127082_1.html
2009年7月9日 ライン
ご存じの通り、猛烈な勢いで売れまくっているプリウスだが、その出来の良さはもはや誰もが認めざるを得ないだろう。
2割以上のパワーアップを果たし、快適性も静粛性も増して、燃費も世界一。「クルマ」としての欠点がほとんどなくなり、ハイテクカーとして確実に進化した。飛ばすと期待したほど燃費が伸びないという印象はあるものの、市街地での燃費は素晴らしく、その意味でも進化は実感できる。高級車ではないが、高級車から乗り替えても納得できるクルマだ。
ただし進化を分かりやすく示せるハイブリッド車は消費者に訴求しやすく、消費者としても「どうせ買うならこういう新しいクルマ」という傾向が今の絶好調を支えている。この点ではクルマの善し悪しが評価されているというより、「流行りもの」という側面は大きい。さらに例の減税措置も強力だ。これらは我々の貴重な税金が投入されており、本来は輸入車などを含めてすべてが対象となるべきもので、客観的にみると不公平感は否めない。
とはいえ全車標準となったS-VSC、14万7000円という低価格で設定されたプリクラッシュ&レーダークルーズコントロール、あるいはソーラー換気システムといったハイテク装備は、やはり「これからのクルマ」を感じさせる。クルマが白物家電化したから売れなくなった、とはよく言われることだが、売れるためには白物家電としてより優れた性能を持つことが今後は必要とされると思う。今回のプリウスは燃費に特化する義務を負った車種だが、新型の最もいいところは、実はそうした白物家電化が一歩進んだところにあると思うのだ。
一方でパーキングブレーキを足で踏まなくてはならなかったり、ナビの操作が『レクサスRX』のようなリモートタッチではなく当たり前のタッチパネル式だったり、ETCが標準装備でなかったり、100V電源が標準でなかったり、12Vソケットも妙に使いにくい奥まった位置にあったり、といった旧態然とした部分も残っている。大衆車であるプリウスでこそ、もっともっと標準装備状態でハイテク&便利家電になっていてもらいたい。
■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★
水野誠志朗|自動車ライター
97年に新車試乗記を中心とするウェブマガジン「MOTOR DAYS」を立ち上げ、以来毎週試乗記をアップし、現在550台を超える試乗記を公開。「クルマはやがてはロボットになる」として、走りだけでなく利便性・安全・エコの面から新たなクルマのあり方を提言している。名古屋市在住。
http://response.jp/issue/2009/0709/article127082_1.html
2009年7月9日 ライン
ご存じの通り、猛烈な勢いで売れまくっているプリウスだが、その出来の良さはもはや誰もが認めざるを得ないだろう。
2割以上のパワーアップを果たし、快適性も静粛性も増して、燃費も世界一。「クルマ」としての欠点がほとんどなくなり、ハイテクカーとして確実に進化した。飛ばすと期待したほど燃費が伸びないという印象はあるものの、市街地での燃費は素晴らしく、その意味でも進化は実感できる。高級車ではないが、高級車から乗り替えても納得できるクルマだ。
ただし進化を分かりやすく示せるハイブリッド車は消費者に訴求しやすく、消費者としても「どうせ買うならこういう新しいクルマ」という傾向が今の絶好調を支えている。この点ではクルマの善し悪しが評価されているというより、「流行りもの」という側面は大きい。さらに例の減税措置も強力だ。これらは我々の貴重な税金が投入されており、本来は輸入車などを含めてすべてが対象となるべきもので、客観的にみると不公平感は否めない。
とはいえ全車標準となったS-VSC、14万7000円という低価格で設定されたプリクラッシュ&レーダークルーズコントロール、あるいはソーラー換気システムといったハイテク装備は、やはり「これからのクルマ」を感じさせる。クルマが白物家電化したから売れなくなった、とはよく言われることだが、売れるためには白物家電としてより優れた性能を持つことが今後は必要とされると思う。今回のプリウスは燃費に特化する義務を負った車種だが、新型の最もいいところは、実はそうした白物家電化が一歩進んだところにあると思うのだ。
一方でパーキングブレーキを足で踏まなくてはならなかったり、ナビの操作が『レクサスRX』のようなリモートタッチではなく当たり前のタッチパネル式だったり、ETCが標準装備でなかったり、100V電源が標準でなかったり、12Vソケットも妙に使いにくい奥まった位置にあったり、といった旧態然とした部分も残っている。大衆車であるプリウスでこそ、もっともっと標準装備状態でハイテク&便利家電になっていてもらいたい。
■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★
水野誠志朗|自動車ライター
97年に新車試乗記を中心とするウェブマガジン「MOTOR DAYS」を立ち上げ、以来毎週試乗記をアップし、現在550台を超える試乗記を公開。「クルマはやがてはロボットになる」として、走りだけでなく利便性・安全・エコの面から新たなクルマのあり方を提言している。名古屋市在住。
<プリウス>6月の新車販売台数、軽を抜く 減税追い風、軽との価格差縮まる[AT-1京都山城 社長のブログ]
投稿日時:2009/07/07(火) 11:16
<プリウス>6月の新車販売台数、軽を抜く 減税追い風、軽との価格差縮まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000022-maiall-bus_all
7月7日11時16分配信 毎日新聞
プリウスとワゴンRの比較
◇減税追い風に快走、ハイブリッド初の首位
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタ自動車の豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」(スズキ)を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8・9%に上昇。乗用車だけに限れば14・0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の車両価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感”が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきた軽自動車だ。
5月発売のワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。車両価格に自動車取得税・重量税を合わせた実際の購入費用で見ると、プリウスの最廉価版との価格差99万6500円は、減税と買い替え補助を加味すれば、74万8500円に縮まる。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17・8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000022-maiall-bus_all
7月7日11時16分配信 毎日新聞
プリウスとワゴンRの比較
◇減税追い風に快走、ハイブリッド初の首位
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタ自動車の豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」(スズキ)を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8・9%に上昇。乗用車だけに限れば14・0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の車両価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感”が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきた軽自動車だ。
5月発売のワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。車両価格に自動車取得税・重量税を合わせた実際の購入費用で見ると、プリウスの最廉価版との価格差99万6500円は、減税と買い替え補助を加味すれば、74万8500円に縮まる。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17・8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
<6月新車販売台数>プリウス、軽を抜く[AT-1京都山城 社長のブログ]
投稿日時:2009/07/07(火) 00:41
<6月新車販売台数>プリウス、軽を抜く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000002-mai-bus_all
7月7日0時41分配信 毎日新聞
新型プリウス
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
◇減税追い風に快走--ハイブリッド初の首位
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタの豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返す快挙を達成した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8.9%に上昇。乗用車だけに限れば14.0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感” が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきたワゴンRなどの軽自動車。新車買い替え補助額もプリウスなどHVを含む普通車に比べ、半額にとどまる。
5月に発売したスズキのワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。プリウスなどHVに比べると“お得感”が小さく、国の支援の追い風に乗れていない。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17.8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
◇エコカー攻勢か、既存車と共存か 豊田VSホンダ
HVの好調ぶりが目立つトヨタとホンダだが、HVの位置づけでは違いが出始めている。国の支援を追い風にHVの普及を一気に進めようとするトヨタに対して、ホンダは小型車「フィット」やミニバン「フリード」など既存の売れ筋のガソリン車の販売との共存共栄を図る戦略を模索しているからだ。
実際、トヨタはプリウス絶好調の陰で、カローラが前年同期比半減と大きく落ち込むなど「トヨタ勢同士での食い合い」(幹部)も目立つ。一方、ホンダはガソリン車の販売にも力を注ぎ、フィットが5位、インサイトが7位、フリード11位と人気の3車種をバランス良くランクインさせた。メーカー別の6月新車販売台数でもホンダは前年同月比5・7%増のプラスを記録。車種が多いこともあるが、トヨタの6月の新車販売台数は同11.4%減と対照的な結果となっている。
トヨタは今月中旬に高級車、レクサスブランドのHVを値ごろ感のある400万円前後で投入し、さらにHVの車種を拡大する方針だ。一方、ホンダは「HVに見合った価格設定をしなければ、他の車が売れなくなる」(幹部)とHVの急拡大路線には慎重。今後はSUV(スポーツタイプ多目的車)などにHV車種を広げる際にも、既存ガソリン車との食い合い防止の工夫を探る考えを強調している。
◆6月の乗用車販売ランキング◆
順位 車名 メーカー 台数 伸び率
(1)プリウス (トヨタ) 22292(257.8)
<2>ワゴンR (スズキ) 16185( ▼4.9)
<3>ムーヴ (ダイハツ) 14935( 1.8)
<4>タント (ダイハツ) 13243(▼14.7)
(5)フィット (ホンダ) 13016(▼11.5)
(6)ヴィッツ (トヨタ) 9092( ▼7.7)
(7)インサイト (ホンダ) 8782( - )
(8)パッソ (トヨタ) 7692( 14.7)
<9>アルト (スズキ) 6955( 33.5)
(10)セレナ (日 産) 6657( ▼0.9)
(11)フリード (ホンダ) 6495( 21.8)
(12)カローラ (トヨタ) 6468(▼50.0)
<13>ライフ (ホンダ) 6412(▼11.1)
(14)ウィッシュ (トヨタ) 6022(109.9)
(15)ヴォクシー (トヨタ) 5765( 11.2)
(16)ノート (日 産) 5670( 14.0)
<17>ミラ (ダイハツ) 5587(▼30.4)
(18)デミオ (マツダ) 5158( ▼2.0)
(19)ティーダ (日 産) 5154( ▼5.0)
(20)ノア (トヨタ) 4992( 8.5)
※順位<>は軽自動車、カッコ内は前年同月比%。▼はマイナス、-は比較できず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000002-mai-bus_all
7月7日0時41分配信 毎日新聞
新型プリウス
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
◇減税追い風に快走--ハイブリッド初の首位
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタの豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返す快挙を達成した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8.9%に上昇。乗用車だけに限れば14.0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感” が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきたワゴンRなどの軽自動車。新車買い替え補助額もプリウスなどHVを含む普通車に比べ、半額にとどまる。
5月に発売したスズキのワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。プリウスなどHVに比べると“お得感”が小さく、国の支援の追い風に乗れていない。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17.8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
◇エコカー攻勢か、既存車と共存か 豊田VSホンダ
HVの好調ぶりが目立つトヨタとホンダだが、HVの位置づけでは違いが出始めている。国の支援を追い風にHVの普及を一気に進めようとするトヨタに対して、ホンダは小型車「フィット」やミニバン「フリード」など既存の売れ筋のガソリン車の販売との共存共栄を図る戦略を模索しているからだ。
実際、トヨタはプリウス絶好調の陰で、カローラが前年同期比半減と大きく落ち込むなど「トヨタ勢同士での食い合い」(幹部)も目立つ。一方、ホンダはガソリン車の販売にも力を注ぎ、フィットが5位、インサイトが7位、フリード11位と人気の3車種をバランス良くランクインさせた。メーカー別の6月新車販売台数でもホンダは前年同月比5・7%増のプラスを記録。車種が多いこともあるが、トヨタの6月の新車販売台数は同11.4%減と対照的な結果となっている。
トヨタは今月中旬に高級車、レクサスブランドのHVを値ごろ感のある400万円前後で投入し、さらにHVの車種を拡大する方針だ。一方、ホンダは「HVに見合った価格設定をしなければ、他の車が売れなくなる」(幹部)とHVの急拡大路線には慎重。今後はSUV(スポーツタイプ多目的車)などにHV車種を広げる際にも、既存ガソリン車との食い合い防止の工夫を探る考えを強調している。
◆6月の乗用車販売ランキング◆
順位 車名 メーカー 台数 伸び率
(1)プリウス (トヨタ) 22292(257.8)
<2>ワゴンR (スズキ) 16185( ▼4.9)
<3>ムーヴ (ダイハツ) 14935( 1.8)
<4>タント (ダイハツ) 13243(▼14.7)
(5)フィット (ホンダ) 13016(▼11.5)
(6)ヴィッツ (トヨタ) 9092( ▼7.7)
(7)インサイト (ホンダ) 8782( - )
(8)パッソ (トヨタ) 7692( 14.7)
<9>アルト (スズキ) 6955( 33.5)
(10)セレナ (日 産) 6657( ▼0.9)
(11)フリード (ホンダ) 6495( 21.8)
(12)カローラ (トヨタ) 6468(▼50.0)
<13>ライフ (ホンダ) 6412(▼11.1)
(14)ウィッシュ (トヨタ) 6022(109.9)
(15)ヴォクシー (トヨタ) 5765( 11.2)
(16)ノート (日 産) 5670( 14.0)
<17>ミラ (ダイハツ) 5587(▼30.4)
(18)デミオ (マツダ) 5158( ▼2.0)
(19)ティーダ (日 産) 5154( ▼5.0)
(20)ノア (トヨタ) 4992( 8.5)
※順位<>は軽自動車、カッコ内は前年同月比%。▼はマイナス、-は比較できず
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