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【VW シロッコ 試乗】17インチ+DCCが欲しい[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/08/21(金) 09:35

【VW シロッコ 試乗】17インチ+DCCが欲しい…河村康彦
http://response.jp/issue/2009/0819/article128410_1.html
2009年8月19日 


これでは「アウディへの領空侵犯じゃないの?」とも思えるカッコ良さこそが、このモデル最大の存在理由。ルックスで納得できるか否かが、『ゴルフ』ベースの構造・内容のクルマで遥かに高い支払い金額に応じられるかどうかの分かれ道。

1.8m超の全幅に巨大な左右のドアという組み合わせゆえ、降車の際には隣のクルマや壁に当たらないかとハラハラさせられる事は避けられない。一方で、強い平面絞りが施されたキャビン内に2席分をセンター寄りに配置した後席が“まともに座れる空間”なのは、ワイドボディがあってこそ実現されたパッケージ。



もしもあと50mmほど全幅が狭かったら「何ともカッコ悪いクーペ」になったか、「後席は完全緊急用のクーペ」になったかのいずれかに違いない。というわけで、日常シーンでのマイナス面は、「このクルマに限ってはOK」と判定。

2種のエンジンが用意される日本仕様のシロッコで、個人的に選ぶとなれば「迷わず1.4リットルモデル」。理由は「動力性能はこちらで十分な上に、フットワークの軽快さもこちらが明確に上を行く」から。18インチシューズを履く2.0リットルモデルには電子制御の可変減衰力ダンパー「DCC」が採用されるものの、それでも少々ドタバタ感が強い。17インチ+DCCという組み合わせが選べると良いのに。


■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
おすすめ度:★★★★

河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。ワールド・カーオブザイヤー選考委員、インターナショナル・エンジンオブザイヤー選考委員。

VWシロッコ試乗[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/08/12(水) 09:47

NEW VW Scirocco TEST DRIVE 新型シロッコ試乗

http://www.youtube.com/watch?v=BQt611MaIAA

[youtube:]

D視点】先祖がえりが話題の…VW ゴルフ 新型[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/08/11(火) 09:54

 【D視点】先祖がえりが話題の…VW ゴルフ 新型
http://response.jp/issue/2009/0810/article128303_1.html
2009年8月10日 

1.デザイン重視の珍しい存在

6代目新型『ゴルフ』は、初代ゴルフのデザインを意識したと言われている。確かに、先代の3分割のフロントグリルに対して、新型では一体化したフロントグリルとなっているので、先代との違いは明らかだ。しかし初代との関連付けの説明は強引で、モデルチェンジの話題作りの可能性さえ感じさせてしまう。

サイドからリアビューにかけてデザインを見ていくと、ワイド感を強調しているものの、先代とデザインの基本的な変更の無いことが分かってくる。ボディサイズもほとんど変わっていない。また、1.4リットル直列4気筒TSIエンジンやDSGなど、メカニズムの面でも際立った変更は見当たらない。

注目の燃費では、クラストップの低燃費を実現していた先代に対して、さらに10%強の燃費向上を実現しており、コンセプトは変えずに熟成を図ったとみることができる。乗ってみると、さらにその成果が実感されそうだ。しかし、車両価額も10%強アップしているので、熟成の魅力も相殺されかねない。

そんな訳で新型ゴルフは、性能が魅力のドイツ車の中で、デザインを売りとする珍しい存在となった。初代ゴルフの継承を主張するフロントグリルが変更点だが、全体としては変わらないデザインの狙いを探る。

 2.デザインを読み解く

1938年に誕生した『ビートル』(「タイプ1」)は、1992年までに四輪自動車として世界最多の2150万台以上を生産したのみならず、独創的なデザインで歴史に残るクルマになった。途中、『タイプ2』、『タイプ3』、そして『タイプ4』と、新たなクルマを市場に投入するが、ビートルに代わるモデルには育たなかった。

そのような状況の中で、1974年に登場したのが、イタリア人のジョルジェット・ジウジアーロデザインのゴルフなのだ。35年間で2600万台以上を販売し、フォルクスワーゲンの救世主としてのみでなく、名実ともにビートルの後継モデルとなったのだ。

初代ゴルフは、2代、3代、4代そして5代と、モデルチェンジを繰り返しながら、シャープで活発なイタリア娘が、ふっくらとして堅実そうなドイツ娘へと変身していった。5代目に至っては、初代を想像するのが難しいくらいの変わりようだが、正常進化の頂点に到達したような充実感がみなぎっている。

ビートルの轍を踏まないためであろうか、新型ゴルフは、心機一転、神格化された初代ゴルフへの「先祖がえり」を試みた。しかし、変えたい気持ちと、変えたくない気持ちとが葛藤しているうちに、時間切れになってしまった。そう見ると、理解し難いデザインも納得できる。

 3.単純なものほど美しい

産業革命により、技術至上主義的な考え方が台頭していた1919年、ワイマール(ドイツ)に造形芸術学校「バウハウス」が設立された。初代校長グロピウス、3代目校長ミースをはじめ、カンディンスキー、モホリ=ナジ、イッテン、そしてブロイアーなどが教鞭をふるった。

当時活躍していた芸術、デザイン、そして建築家などで構成された多彩な教授陣からも分かるように、合理主義的な造形教育を中心にしながらも、表現主義的な要素を含んだ芸術性豊かな作品を生み出した。その後、表現主義は欠落したものの、世界の工業デザインの元祖的存在となっている。

筆者が受けたデザイン教育もバウハウスの系統で、「単純なものほど美しい」という言葉が印象に残っている。同じ風土からは、同じような思想や芸術が育つと言われているが、フォルクスワーゲンのデザインも、バウハウスとの共通性を感じさせる。次期モデルチェンジでは、イタリア女性に秋波を送るのは止めて欲しいものだ。

余談だが、ジウジアーロはゴルフを自分の作品とすることを拒んだとの噂もある。ドイツのデザインが、ゴルフのオリジナルデザインを蝕んでいた可能性は否定できないが、初代ゴルフと、5代目ゴルフとを比べることは、デザインの違いを考える良い題材であることは確かだ。

D視点:デザインの視点

筆者:松井孝晏(まつい・たかやす)---デザインジャーナリスト。元日産自動車。「ケンメリ」、「ジャパン」など『スカイライン』のデザインや、社会現象となった『Be-1』、2代目『マーチ』のプロデュースを担当した。東京造形大学教授を経てSTUDIO MATSUI主宰。【D視点】連載を1冊にまとめた『2007【D視点】2003 カーデザインの視点』を上梓した。

《松井孝晏》

【VW シロッコ 試乗】2.0TSIがオススメ[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/08/02(日) 11:30

 【VW シロッコ 試乗】2.0TSIがオススメ…岡本幸一郎
http://response.jp/issue/2009/0801/article127799_1.html
2009年8月1日
《配信レスポンス》 


昔の『シロッコ』と同じく、『ゴルフ』なみの実用性を持ちつつ、視覚的や走行感覚でもスポーティに演出したというクルマがシロッコだ。

同じエンジンを搭載するグレードで比較すると、ゴルフよりも80万円高いというのは、日本に持ち込まれたからには妥当なところかもしれないが、もう少し安くてもよかったという気もするところではある。

シロッコのドライブフィールは、「ゴルフVI」の持つ良さをベースに、ゴルフが持つバランスを崩してでもスポーティな感覚を与えたように感じられる。まとまり具合でいうとゴルフVIのほうが上だが、そのままシロッコにしてもつまらないだろうから、これでいいと思う。

どうこういってもスタイリングこそ命のクルマであり、「クーペ」と呼ぶにはちょっと無理があるような気もするところだが、たしかにスポーティかつユニークで、不思議な存在感を持っている。あまり見かけることはないかもしれないが、街で見ると非常に印象に残るはずだ。

まもなく登場する「ゴルフGTI」のほうが実用性は高いだろうから、このクルマを購入の選択肢に入れるかどうかというのは、やはりスタイリングの好みにかかっていると思う。そもそもこのクルマがあえて存在するのは、ゴルフとのデザインの差別化にあるわけで……。

1.4リットルでも充分楽しめるが、せっかくシロッコを選ぶのであれば、よりパワフルで、出来のよい足まわり「アダプティブシャシーコントロール“DCC”」の付く2リットルのほうをオススメしたい。55万円の価格差を補って余りある差があると思う。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

岡本幸一郎|モータージャーナリスト
1968年富山県生まれ。学習院大学卒業後、自動車メディアの世界へ。自動車情報ビデオマガジン、自動車専門誌の記者を経て、フリーランスとして活動を開始。最新モデルからヒストリックカー、カスタマイズ事情からモータースポーツ、軽自動車から輸入高級車まで、幅広い守備範囲を自負する。現在は WEB媒体を中心に執筆中。「プロのクルマ好き」として、常に読者にとって役に立つ情報を提供できるよう心がけている。


【VW シロッコ 日本発表】もう数か月時間をください…って、待てる?[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/06/11(木) 00:00

【VW シロッコ 日本発表】もう数か月時間をください…って、待てる?
http://autos.yahoo.co.jp/news/detail/0/125849/
2009年6月11日(木)


5月25日に発表された新型VW『シロッコ』は、直噴ターボ(&ツインチャージャー)エンジンに「DSG」を組み合わせるなどで燃費性能に優れたモデルだ。「シロッコTSI」で15.8km/リットル、「シロッコ2.0TSI」で13.2km/リットルという10・15モード燃費を誇る。

いっぽうで、排ガス性能においては星(=低排出ガス)の認定を受けていない。そのこと自体の優劣をここで語るつもりはないが、実はユーザーにとっては購入のネックとなる可能性がある。

なぜなら、自動車取得税や自動車重量税が軽減されるエコ減税(環境対応車普及促進税制)の対象となる「低公害車」の対象とならないのだ。対象となるには燃費が優れるだけでなく排出ガス性能において4つ星(平成17年度基準に比べ75%以上低減)が求められるのである。

「もう数か月時間をください!」。発表会において報道陣にそう発言したのは、フォルクスワーゲングループジャパン社長のゲラシモス・ドリザス氏。つまりこれは実質的に、フォルクスワーゲン グループ ジャパンが排出ガス性能において☆☆☆☆をとる準備を進めている、と考えていいだろう。

フォルクスワーゲングループジャパン広報部によると「認可の問題なので、いつになるのかはわからない」というが、シロッコを狙っている人にとっては覚えておいて損はないニュースだろう。

ただし、こんな魅力的なモデルを「減税のため」だけに購入を先延ばしにしてしまうのは実に苦痛なことだと思われるが。

(レスポンス 工藤貴宏)


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