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プリウス 中古、新車価格越えの人気[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/09/14(月) 09:51

 プリウス 中古、新車価格越えの人気 ガリバー自動車研究所
http://response.jp/issue/2009/0913/article129502_1.html

2009年9月13日 


トヨタ『プリウス』の中古車価格が高騰、新車価格を越えている。中古車売買のガリバーインターナショナルが運営するガリバー自動車研究所が、プリウスの中古車価格動向を分析した。新車の納期が短縮されなければ、中古車価格も今の状態が継続されるだろう。

2009年5月に登場した新型プリウスは好調な受注だ。8月時点での納期予定は10年5月以降となりエコカー購入補助金の対象から外れるため、今後の受注動向と補助金の延長があるかどうかに注目が集まっている。

それに合わせてプリウスの中古車価格も高騰している。ガリバー自動車研究所によると、中古車プリウスは一時期より値を上げるものも出てきている。中古車価格は09年8月現在で220万円前後となり、新車時価格の263万円を下回っているが、205万円の新型プリウス最廉価モデルは越えた。



新型より高い中古車が大量に発生している原因として、まず、新型プリウスの新車価格が旧モデルよりかなり安く設定されたことがあげられる。

そして新型プリウスの購入補助金は、13年超車の廃車を伴わなければ10万円。ガリバー自動車研究所によれば、200万円以上の買い物としては判断が微妙なラインだ。

「今すぐ乗りたい」「今乗っているクルマの車検がすぐ切れてしまう」など、自動車ユーザーのニーズは様々だ。「この際すぐ乗れるなら割高な中古車でも良いか」というユーザーが増え、新車価格を超える中古車が出てきたという。

市場が冷え込んでいる現在、車体やエンジンなどはラインを増やすことで増産対応できるため、受注に供給が追いつかないのはバッテリーの生産量の限界にあるといえる。

新型プリウスは燃費性能に加え、政府施策が功を奏し人気となった。その結果9か月以上の納期となり、早く乗りたいユーザーが中古車に溢れた。ガリバー自動車研究所は、プリウスの納期問題は継続することが予想されるので、中古車の値下がりも当面期待できないとしている。

 

【フランクフルトモーターショー09】フィアット 500アバルト にフェラーリ仕様[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/09/10(木) 14:57

【フランクフルトモーターショー09】フィアット 500アバルト にフェラーリ仕様…超クール!!
http://response.jp/issue/2009/0910/article129377_1.html
2009年9月10日 


フィアットは9日、『アバルト695トリビュートフェラーリ』を、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで初公開すると発表した。『アバルト500』をベースに、アバルトとフェラーリのコラボレーションによって生まれた限定車だ。

フェラーリとアバルトは、共に長い歴史を持つイタリアンブランド。ドライバー重視の姿勢、チューナーとして出発した点、モータースポーツ界において尊敬を集めている点など、両社の共通点は多い。

1953年には両社のコラボレーションによって、フェラーリ『166/250MMアバルト』が誕生。エグゾーストシステムをアバルトが担当し、生産はフェラーリのマラネロ工場で行った。この166/250MMアバルトは、ミッレミリアなどで大活躍。アバルトのエグゾーストシステムは他のフェラーリにも採用され、そのいくつかは世界選手権タイトルを獲得している。

また、最近ではフィアットがアバルト500の特別仕様車を少量生産し、欧州のフェラーリ販売店に導入。販売店では、顧客の送迎などに活用している。

今回発表されたアバルト695トリビュートフェラーリは、アバルト500をベースにフェラーリのスポーツイメージを反映させたモデル。アバルトが高級スポーツカー市場に参入すると同時に、フェラーリオーナーのセカンドカー需要を満たすのが目的だ。

外観はフェラーリの赤、「スクーデリアレッド」で塗装。ドアミラーはカーボンファイバー製となり、アルミホイールとリアのエアインテークは、レーシンググレーで仕上げられる。ボンネットやルーフ、リアゲートの2本のストライプは、フェラーリ『F430スクーデリア』をイメージさせるものだ。ヘッドライトはマニエッティマレリ製のキセノンに交換された。

室内は専用バケットシート、「アバルトコルサbyサベルト」を装着。アバルト500の標準シートよりも10kg軽いカーボン製で、表面はブラックレザー張りとした。ステアリングホイールもブラックレザーで、レッドレザーがアクセントに配される。

メーターはフェラーリと同タイプのJaeger製。フロアはアルミ仕上げで、アルミ製ペダルは「スコーピオン」のロゴ入りだ。専用キックプレートや限定車を示すシリアルナンバーも添えられた。

もちろん、エンジンにも手が加えられており、1.4リットル直4ターボの「T‐ジェット」は吸排気系を中心にチューニング。最大出力は135psから 180psへ、45psのパワー向上を果たした。トランスミッションは「MTA」と呼ばれる2ペダルMT。アバルト得意のエグゾーストシステム「レコードモンツァ」は、3000rpmを境に、さらに刺激的な音色を奏でる。

足回りは、ダンパーを強化仕様に交換。ブレーキはブレンボ製の4ピストンで、ローターは284mmの大径タイプが装着される。17インチのアルミホイールは、フェラーリ車がモチーフだ。

フィアットは、アバルト695トリビュートフェラーリの限定台数や価格を公表していない。ベース車のアバルト500の日本価格が295万円であることを考えると、欧州では400万 - 500万円程度だろうか。日本への導入にも期待。


《森脇稔》


【フランクフルトモーターショー09】ボルボ C30[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/09/10(木) 14:53

 【フランクフルトモーターショー09】ボルボ C30…大胆にフェイスリフト
http://response.jp/issue/2009/0910/article129368_1.html
2009年9月10日 


ボルボカーズは8日、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで、欧州仕様の『C30』のマイナーチェンジモデルを発表することを明らかにした。フロントマスクを大胆に変更し、イメージチェンジを図っている。

C30はボルボのエントリースポーツクーペとして、2006年にデビュー。3ドアハッチバックボディでありながら、クーペのようなダイナミックなデザインが特徴だ。主に若い顧客にアピールするモデルである。デビューから3年を経たマイナーチェンジは、フロントマスクを一新したのがポイントだ。

フロントマスクは、ボルボが今年1月のデトロイトモーターショーで披露した『S60コンセプト』や、9月1日にマイナーチェンジした『C70』と共通イメージ。バンパー、ヘッドランプ、グリル、フェンダーなど、ほぼすべての構成部品を一新した。大型化されたグリルは、ハニカムデザインとして若々しさを表現。今後のボルボは、この顔がアイデンティティになると見ていいだろう。

フロントに比べると、リアの変更点は控えめだ。バンパーがフルカラー化された点が従来モデルとの違いとして指摘できる。オプションで新デザインの「スタイリングキット」が用意され、前後スキッドプレートやフォグランプ回りが、アルミ調で仕上げられる。

インテリアは、「エスプレッソ/ブロンド」と呼ぶ新色を設定。上部をダークブラウン、下部をブロンドのツートンとした。ボディカラーに合わせて、シート中央の色はオレンジ、グリーン、ブルーでコーディネート。レザーシートには、新色のクランベリーが加わった。荷室はトノカバーの素材を見直している。

エンジンは従来通り、ガソリン5機種、ディーゼル4機種の合計9ユニット。ディーゼルの「1.6D DRIVe」グレードのアイドリングストップ付き仕様は、欧州複合モード燃費25.64km/リットル、CO2排出量104g/kmというクラストップレベルの環境性能をマークする。

また、オプションで「スポーツシャシー」をラインナップ。30%強化されたスプリングレートや10mmローダウンの車高を持つ専用サスペンション、10%クイック化した専用ステアリングレシオなど、スポーティなハンドリングが追求された。

新しいC30は、今年11月から生産開始。欧州では2010年初頭から販売がスタートする予定である。



《森脇稔》

【フランクフルトモーターショー09】レクサス初の5ドアハッチ、LF-Ch[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/09/10(木) 14:48

 【フランクフルトモーターショー09】レクサス初の5ドアハッチ、LF-Ch…全容見えた!!
http://response.jp/issue/2009/0910/article129380_1.html
2009年9月10日 

レクサスは10日、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで披露する『LF-Chコンセプト』の概要を明らかにした。レクサス初の5ドアハッチバック車で、パワートレインはフルハイブリッドを搭載する。

LF‐Chコンセプトは、主に欧州プレミアムコンパクトセグメントをターゲットに開発された。ライバルはBMW『1シリーズ』やアウディ『A3スポーツバック』だ。レクサスは2010年以降、このセグメントがさらに拡大すると予測。レクサスは、「高級感と運転する楽しさを維持した上で、ボディサイズが小さく、環境性能の高いモデルを望む顧客は増えている」と分析する。

レクサスはLF-Chコンプセプトのデザインにあたり、レクサスのデザイン概念「L-フィネス」を導入。力強さと洗練さを併せ持つ5ドアハッチバックボディを生み出した。

フロントマスクはシャープな形状のヘッドランプや、逆台形のグリル、ロー&ワイド感を強調したバンパーが特徴。バンパー両サイドのエアインテークはフロントブレーキの冷却性向上を狙ったものだ。

サイドビューは、筋肉質な面構成や高めのベルトラインが目を引く。Bピラーをブラックアウトし、後部ドアのハンドルをCピラーに隠すように配置し、クーペのようなルックスを実現。アルミホイールは20インチの大型サイズで、タイヤは225/35R20を装着する。

リアスタイルは、ボリューム感をたっぷりのバンパーや小型ウィンドウが印象的。テールランプはL字型デザインが採用された。

ボディサイズは全長4300×全幅1790×全高1400mm、ホイールベース2600mm。BMW1シリーズ(全長4240×全幅1750×全高 1430mm、ホイールベース2660mm)、アウディA3スポーツバック(全長4290×全幅1765×全高1430mm、ホイールベース 2575mm)と、ほぼオーバーラップする大きさだ。

インテリアにも「L‐フィネス」を反映し、機能的でエレガント、高品質な空間を追求する。ダッシュボードはドライバーを重視した左右非対称デザインで、アルミ、ウッド、ソフトタッチ樹脂などの素材を使用。太めのグリップ部を持つステアリングホイールには、パドルシフトが組み込まれる。

シートは高級家具がモチーフ。軽量な構造を導入し、表面はレクサス各車と同様に、セミアニリンレザー張りとした。後席はコンセプトカーということで、独立2名がけ。室内照明はシートの色と同じく、ブルー基調としている。

「レクサスリモートタッチコントロール」も採用。これは『RX450h』や『HS250h』で実績のある装備で、マウス感覚でナビゲーションシステムなどの操作ができる便利なアイテムだ。

LF-Chコンセプトのハイライトが、フルハイブリッドシステムの搭載。しかし、その内容については、「ゼロエミッション走行が可能なEVモード付き」ということしか、公表されていない。レクサスは「顧客がプレミアムコンパクトに期待するパフォーマンスを備えたうえで、クラス最高レベルの燃費や排出ガス性能を達成」と説明している。

関係者によると、LF-Chの市販時には「200h」「300h」「400h」の3グレードが用意され、それぞれ2.0リットル、3.0リットル、4.0 リットル並みの動力性能を環境負荷の少ない小排気量エンジンで実現するとの情報がある。200hはトヨタ『プリウス』、300hはレクサスHS250h、 300hはレクサスRX450hのシステムだろうか。

LF-Chコンセプトは、2010年秋には市販バージョンが登場する見込み。車名はレクサス『CT』が有力だ。







《森脇稔》

【メルセデスベンツ Eクラスクーペ 試乗】女性ユーザーのハートをつかみそう[AT-1京都山城 社長のブログ]

投稿日時:2009/08/27(木) 14:04

 【メルセデスベンツ Eクラスクーペ 試乗】女性ユーザーのハートをつかみそう…森口将之
http://response.jp/issue/2009/0826/article128669_1.html
2009年8月26日 


インポーターは14年ぶりの『Eクラスクーペ』復活とアナウンスするけれど、実は『CLK』の後継車で、ホイールベースは『Cクラス』と等しい。メカ的にはEよりCのセダンに近いようだ。

でもそれでいい。そもそもクーペはフランス語で「短い」を示す単語が語源。デカいクーペは逆にナンセンスなのだ。しかもセンターピラーレスのキャビンに入ると、セダンとは違うハイバックの前席と、同じデザインでそろえた後席、ワインレッドやキャメルのカラーが、スポーティでパーソナルな空間を演出。セダンのオフィスっぽい雰囲気はない。スーツよりドレスが似合う、特別なクルマであることを静かにアピールしてくる。



ボディがセダンより小さいから、走りはもちろん軽快。でもCクラスよりは落ち着いた身のこなしで、Eクラスの一員であることを教えてくれる。それでいて価格は、作りが凝っているのにセダンと同レベル。なによりボディサイズが日本向きなのがいい。

スタイリングもエレガントだし、「メルセデスはちょっと……」と足踏みしていた裕福な女性ユーザーのハートをつかみそう。


■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★


森口将之|モータージャーナリスト試乗会以外でヨーロッパに足を運ぶことも多く、自動車以外を含めた欧州の交通事情にも精通している。雑誌、インターネット、ラジオなどさまざまなメディアで活動中。著書に『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)、『パリ流 環境社会への挑戦』など。


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